今日もご訪問有難うございます。
知人の娘さんが最近離婚されました。
話を聞いてみるとよくあるパターンでした。
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夫婦のすれ違い
仕事で忙しすぎる夫
一人で寂しい妻
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このようなことは、非常に多いと思います。
私の知人に70代のご夫婦でとても夫婦円満で
多くの方からも慕われている方がおられます。
今日はその秘訣を探ってみたいと思います。
ご主人は超多忙で1年365日のうち、
家にいるのは30日あるかないか、全部外での
お仕事でした。
だから奥さんと会うこともほぼできない
そんな生活を20代から50代まで続けてこられました。
では、そんな状態でも、
夫婦円満であったのは何故か?
私が凄いなあと思ったのは、車で移動される際に
高速道路のサービスエリアで休憩される度に
公衆電話に行かれて奥さんに電話をかけておられるのです。
もう、30年以上前ですから、連絡手段は電話が主でした。
とにかく、サービスエリアでは、
先ず奥さんに電話をかけに行かれるのです。
奥さんは、いつも家で一人ぼっちで寂しいに決まっています。
だからこそ、主人は、その妻に対して常に心をかける。
その心をかけている行動の1つが、サービスエリアでの
毎回の電話となっておられたのです。
電話をかければ、会話となります。
この会話が夫婦円満で過ごしていくときには
とても重要な要素となるのです。
夫婦がすれ違うというのは、
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妻が何に困っているのか?
今どんな気持ちでいるのか、何を話したがっているのか?
そんな妻の心の状態が全く分かない状況になっているのです。
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奥さんの立場でいえば、
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夫は今どんな状態なのか
甘えてみればなんとかなる状況なのか?
それも許されないほど緊急の仕事を抱えているのか?
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そんな夫の心のありさまが検討もつかない状況なのです。
勿論、お互いに、相手のことを完全に理解することなど
できるものではない、それが大前提です。
だからこそ、
「言わなくても分かるだろう!察してくれよ!夫婦なんだから」
この勝手な気持ちをぶち壊して、お互いに話をすることこそが
大事になってくるのではないでしょうか。
わずかな時間の電話でも、
妻の今の気持ち、状態などは伝わってきます。
そして何よりも、夫が常に自分のことを心配してくれている。
この安心感が、夫への信頼、尊敬となっていくように
このご夫妻を見ていると感じます。
今ならば、携帯電話もあります。
メールも勿論いいのですが、電話だと相手の声の
調子から、体調なども伝わってきます。
心の状態も感じ取ることもできます。
365日のうち30日も家にいることが
できない方でも、夫婦のすれ違いを乗り越えて、
夫婦円満でおれるのです。
基本はやはり、女性と男性、全く考え方が
違いますので、だからこそ、会話をして
相手のことを知ることが必須となってくるのです。
そうすれば
「ああ、そういうことをおまえは心配していたのか!
そんなことは全く問題ないよ」
「あなたは、そのように考えてくれていたのね。
ようやく分かったわ!」
このように夫婦のすれ違いが少しずつでも
その溝が埋められていくように感ずるのです。
70億以上の中で、
深いご縁があって夫婦となっているのです。
そして、いつまでも一緒におれる訳ではないのです。
今年などは、台風、ゲリラ豪雨、御嶽山の噴火
エボラ出血熱、いろいろな恐ろしいことが報道されています。
だから一寸先は闇、お互いにどうなるか分からない。
今、夫婦として過ごせる時間を大切にしたいものですね。
夫婦のすれ違いで、とても寂しい思いをされている
あなたに今日の情報がお役に立てれば幸いです。