夫が働いて奥さんが家事をされている
場合に、稼いできたお金は夫に優先権があるという
考え方が根強い傾向も感じられますね。
でも果たしてそうなのでしょうか。
夫が外で仕事に専念できるのは、奥さんが
近所とのつきあい、子供さんがおられるご家庭ならば
子育ての苦労などは夫には計り知れないものが
あると思うのです。
夜中の授乳
しかし夫は爆睡している。
それでも夫は仕事で疲れているのだろうからと
気遣っておられる。
また子供が幼稚園、小学校と進むと
ママ友との人間関係で神経をすり減らして
ママ友いじめにあって独り泣いていることもある。
嫁と姑という永遠のテーマもある。
家の掃除、洗濯、食事の準備、片付けでも
これを派遣会社に依頼して
毎日してもらったら1か月どれほどの金額になるでしょう。
夫の給料を上回るかも知れませんね。
だからそんなことを総合的に考えると
夫の給料の半分は奥さんのものであっていいのでは
ないかとも思えてくるのです。
最近では奥さんが仕事をなさって
ご主人がしゅふ(主夫)ということも増えてきていますが、
この場合も奥さんの給料の半分はご主人のものという
気持ちですね。
パイロットさんが飛行機で思う存分安全に
任務を果たすことができるのはパイロットさん一人の
力でしょうか。
その陰には炎天下の中、汗まみれ、泥まみれになって
飛行機の細かい部分まで整備されておられる
整備士さんがあってのことです。
ご主人が働いておられればパイロット。
家事に専念されている奥さんは整備士となりますが
最近では奥さんが家事もされその上仕事を持っておられる
方も多くなってきているので、これはますます奥さんに
感謝しなければなりませんね。
何十億という人の中から
ご縁があって夫婦になっているのですから
お互いに相手の立場を思いやって感謝していきたいものですね。