幼稚園や保育園、学校に子供が通っているご家庭は
ノロウイスルの集団感染が心配ですよね…。
我が家でも、ノロウイルスの時期になると
学校からのプリントにひやひやしています。
出来る事ならかかりたくないですもんね。
でもインフルエンザのような
予防接種はないですし、
家庭で予防するしかありませんよね。
ノロウイルスはどのように感染していくのか
感染経路を知ることで予防につながります。
また、抵抗力の弱い赤ちゃんがいる場合や、
妊娠しているお母さんの場合は特に、
とても感染が心配だと思います。
なので今回は、
・ノロウイスルの感染経路、症状について
・予防法 赤ちゃんの場合は?
・妊婦さんの感染の危険性
についてまとめてみました。
ノロウイルスとは 症状と感染経路まとめ
・ノロウイルスとは
秋から冬にかけて流行するウイルス性の胃腸炎です。
ノロウイルスに感染すると、
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛の症状が出ます。
発熱は軽度で、多くは1日~2日程で改善します。
赤ちゃんや子供が感染した場合、
脱水症状を起こす場合もあるので、
水分補給に気を付けて早めに病院で診てもらいましょう。
・ノロウイルスの感染経路
ノロウイルスの感染経路は様々なパターンがあります。
一昔前は、ノロウイルスは牡蠣などの
二枚貝から感染する食中毒であると言われていましたが、
最近は人から人への「感染症」としての感染率が
非常に高くなっています。
なので、昔は二枚貝の生食を避けることで
感染を予防出来ていたのですが、
今は子供や赤ちゃんにも爆発的に流行してしまうんですね…。
そこでノロウイルスの感染経路をまとめてみました。
・食品からの感染
ノロウイルスに汚染された二枚貝を
生食、または過熱が不十分な状態で食べた場合。
また汚染された井戸水、水道水を飲んだ場合。
どちらも十分な加熱処理や
消毒をすることで防ぐことができます。
・人から人への感染
園や学校などの集団生活の場で、
咳やくしゃみと一緒にウイルスが飛沫し、
それを吸引してしまう事で感染します。
これを飛沫感染といいます。
話す時に飛ぶつばや、
赤ちゃんの場合のよだれも感染源になります。
・感染者からの間接的な感染
ドアノブやトイレのレバーなどの接触によって、
手から手にウイルスが付着して感染します。
ノロウイルス感染者の嘔吐物や便からも
ウイルスが感染します。
また、食品自体にウイルスの汚染がなくても、
調理人や配膳人がノロウイルスに感染していた場合、
そこから感染するという可能性もあります。
こういった様々なルートで感染するので、
園や学校などに子供が通っている場合は特に
感染を防ぐことが難しいのです。
そして、
ノロウイルスはアルコールでは除菌できません!
これが一番厄介で、普段使われることの多い
アルコール除菌のウエットティッシュなどは
ノロウイルスには全く効果がないと言われています。
ノロウイルスを除菌するには
次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。
ですか、家の中はとにかく園や学校、外出先で
触れるものすべてを除菌するのは不可能ですね。
そこで、次はノロウイルスを予防する方法、
特に赤ちゃんに気を付ける事について説明していきます。
ノロウイルスの予防 赤ちゃんや子供の場合
園や学校にお子様が通っている場合は、
マスクを付ける事も効果的な予防になります。
ですが、ノロウイルスの予防に一番効果的なのは、
こまめな手洗いうがいです。
特に赤ちゃんの場合は、手やおもちゃを
すぐ口に入れてしまいますので、
しっかりと手を洗ってあげましょう!
周りの家族が手洗いを徹底することでも
感染を防ぐことができます。
外出後はもちろん、ちょっとしたお出かけや
ごはんやおやつの前に、家族全員で
こまめに手洗いをする習慣をつけてほしいです。
また、子供の場合は手洗いが早く、
雑であまり意味がない事も多いです。
効果的な手洗い方法をご紹介しますので、
ご家庭で一度しっかりとした手洗いを
家族みんなで実践してみるとよいですね♪
・効果的な手洗い方法
ぬるま湯で手を濡らし、石鹸やハンドソープを
しっかりと泡立てます。
このとき水だと寒さがつらくなって
ちゃちゃっと済ませてしまいがちですので、
ぬるま湯やお湯で洗うようにしましょう。
手のひらと甲を洗います。
指の間は、両手を組むようにしてこすり合わせます。
指先や爪の間を、手のひらの上にこすりつけるように、
丁寧に洗っていきます。
手首や指を一本づつねじるように洗います。
最後にしっかりを泡を洗い流して、
清潔なタオルで水分をふき取りましょう。
しっかりとした手洗いをすると、
1回に30秒から1分はかかると思います。
家族でしっかりとした手洗いを心がけて
ノロウイルス感染を予防しましょう!
ノロウイルスに妊婦が感染しても大丈夫?
ノロウイルス自体は、
おなかの胎児に影響するような病気ではありません。
ですが、妊娠中は免疫力が下がりますし、
下痢や嘔吐は体力も奪われ、妊婦には余計に辛いです。
私も2人目を妊娠中に上の子のノロウイルスを
もらってしまった事がありましたが、
お腹のはりが凄くてかわいそうでした…。
ですので妊娠中の方は特に感染に気を付けて、
予防していただきたいと思います。
ノロウイルスに感染した可能性がある場合は、
かかりつけの産婦人科に問い合わせた後に、
産婦人科か内科にかかるようにしましょう。
まとめ
冬場のノロウイルスは予防法が少なく、
感染力も高いので子供を持つママは心配ですね。
ノロウイルスの感染経路は多種多様ですので、
気にしだすと外出すらできなくなりそうですね…。
まずは、感染の危険のある食品を避ける。
そして、マスクや手洗いをしっかり行うことで
かなり感染を予防する効果があるようです。
家族全員でノロウイルスを予防して、
寒い冬を健康に過ごしてくださいね^^