インフルエンザの予防接種をしたのに
インフルエンザにかかった!という話
をよく聞きますよね。
インフルエンザの予防接種はした後でも
インフルエンザにかかってしまう人も
中にはいるのです!
今回はインフルエンザの予防接種に
ついてまとめました。予防接種後に
かかった場合の症状などもご紹介
します。
インフルエンザの予防接種をしたのにかかるの?
タイトルの答えは…はい、かかります!
正確にはかかる人もいるし、かからない
人もいる、ですね。
予防接種は体の中に抗体を作るために
弱毒性のウイルスを体に入れますよね。
あえてウイルスを体に入れて、免疫を
作ります。
インフルエンザは色々な型があります。
A型・B型・C型と、まず3つの型に分類
されますが、更にA型の中には140種類
以上のウイルスが確認されていたり…
と、とにかく膨大な種類のウイルスが
あるために、インフルエンザの種類も
様々です。
もちろんワクチンは世界各国の様々な
データを基に新型のものがだされていま
すが、ウイルスもどんどん進化していき
ますので、ワクチンが追い付けないこと
もあるのです。予防接種のワクチンと
流行しているインフルエンザのワクチン
が同じ種類のものだと、効果を発揮
しますが、全く別物の場合はワクチンが
100%の効果を発揮できないことも
ありますので、予防接種をしても
かかってしまうこともありえます。
他には、予防接種をしたときに体調が
万全でなかったためにうまく抗体が
作られなかったという理由でインフル
エンザにかかることも考えられます。
インフルエンザに限らず、予防接種は
完全なものではありません。症状を
軽く済ませたり、病気にかかりにくい
ようにするためのものです。
インフルエンザの流行時期には、予防
接種をしていたとしても、うがい・
手洗いはこまめにするなど、自分で
出来る対策もしておきましょう。
インフルエンザの予防接種後の症状は?
インフルエンザの代表的な症状
として、高熱が挙げられます。
38度~40度の高熱が出て、もしかして
インフルエンザ?と疑う方も多いと
思います。それ以外は悪寒・関節痛・
頭痛などが主な症状です。
発祥してから4~5日で、だいぶ楽に
なったなと感じることが多いと思い
ます。インフルエンザの予防接種を
受けると、インフルエンザにかかった
場合はこれらの症状が比較的軽く済む
と言われています。
40度まで熱があがるところ、38度で
済んだり、2~3日で回復したり、と
体に負担がかかりすぎずに、治癒する
ケースが多いです。
特に、子供・高齢者・妊婦・持病の
ある方には、重症化して脱水症状や
肺炎などの合併症のリスクを減らして
あげるためにも、予防接種を受ける
ことをおすすめします。
また、予防接種をして症状が軽く済んだ
場合「風邪かな?」と思い込んで病院に
行かないケースもあります。
インフルエンザは感染力が強いので、
職場や幼稚園などの人が多く集まる場所
では感染させてしまうことが考えられ
ます。
インフルエンザの流行シーズンは、
インフルエンザの予防接種を受けて
いて、症状が軽く済んでいるとしても
周囲の人の為に病院へ行き、検査をし、
薬を処方してもらうなどの対処はして
おきましょう。
まとめ
インフルエンザは毎年必ずといって
いいほど流行する感染症です。
しかも感染力が強く、家族全員が
順番にインフルエンザにかかった…と
いう話も聞きますよね。
予防接種も非常に大切ですが、体の
免疫力をあげることも大切です。
規則正しい生活・バランスの取れた食事
・充分な睡眠をとってインフルエンザに
負けない体づくりをして冬を乗り越え
ましょう!