ビジネスマナーとしてメール返信の基本や
メールマナーの常識、慕われる女性上司になるには
どうすればいいのと悩んでおられる方も多いようです。
部下からとても慕われた50代後半の女性上司が
姿にかけて教えて下さったことを参考までに書いてみます。
ビジネスマナーメール返信で圧倒的に慕われる女性上司
当時徐々にPCが仕事に使われはじめて
メールでのやりとりが増え始めた。
その方の場合、チーム内からの業務報告、部下からの伺い
個人メールでのお礼など毎日数百通のメールに
目を通されて仕事の指示、そして対面での指導など実に多忙な方です。
元来お体が強い方ではなくて声を出すのも辛そうなことも
多く、メールを読むのも目がしょぼしょぼすると言われていました。
PCもはじめの頃は
右手の人差し指1本で1つ1つ文字入力。
その中1通1通のメールに目を通されて
一人一人に
応じたメッセージを送っておられる。
そんな苦労をされておられる方だからこそ
人の心、痛みなど
とても敏感に感じ取ることができたのでしょう。
文面の中にさりげなく込めた気持ちを受け取られて
またご丁寧にメールを下さる。
こちらは恐縮してまたお礼のメールを書かずに
おれなくなる。
部下は上司に返信するのが当たり前
本来メールのマナーとして
部下からの相談メールならば上司は
それにアドバイスをし、部下はお礼のメールを返信。
これさえも知らない部下がいる。
上司が忙しい中時間を使ってアドバイスをしてくれたのに
感謝の気持ちがないのか、また送った上司からすれば
そのメールを確実に部下は読んだのか、また読んだとしても
どのように理解し受け止めたかが心配なのだ。
だから上司からのメールに対して
返信するのは常識となる。
慕われる女性上司のポイント
部下からお礼などの返信が来た場合
上司はそれを読んで終了。
部下に返信する必要はない。これがルールとなる。
しかしその方は、心のこもらないありきたりの文面の
部下からのメールに対しては返信はされないが、
中にこれは!と思うメールには、
その文面に込められた
気持ちを嬉しく受け取ったよ、ということを
伝えずにおれないのだと言われるのです。
そして別の機会にお会いしたときには真っ先に
「この前はメールありがとう。でもあまり他人に気を遣いすぎて
自分を犠牲にすると私みたいに倒れてしまうから気をつけなさいよ。」と声をかけて下さった。
このような方だから多くの人から慕われ尊敬されるのだろう。
メール1つでも心がけ1つで人から愛され信頼されたり、
逆に信用を失ったりもする。
おわりに
大変なことですが、身をもって教えて下さった
50代後半の女性上司の
姿を忘れずに心がけていきたいと思っています。