今日もご訪問有難うございます。
昭和の名優、高倉健さんがお亡くなりになられました。
突然の訃報に驚きと悲しみを
覚える方も多いのではないでしょうか。
今日は高倉健さんから感じる人間としての魅力
思いやり、優しさを考えてみたいと思います。
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思いやりのある人になりたい!
相手の立場に立つには?
相手の心に響く励まし慰めの言葉とは?
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そんなあなたへのメッセージです。
高倉健さんと映画「幸福の黄色いハンカチ」で
共演した武田鉄也さんがこんなことを言っていましたね。
母を失ったとき
健さんから
「母の存在って大きい。
僕も母が亡くなったとき、泣いた」
言葉は短いけれども
ジーンときますね。
また時々
健さんは武田さんに
「勉強怠けてませんか?」
そんな激励の言葉を贈ったりされたそうです。
健さんから
「俳優としての勉強を怠けてませんか?」
そんな言葉をもらったら
「これはいかん。
もっと努力せねば!」
そんな気持ちになるに間違いないですね。
それは、健さんご自身が常に
俳優として超一流の勉強、努力研究をされておられた。
それがあるから、短い言葉でも
説得力があるのです。
そして、相手のことを常に心にかけておられる。
だから、武田さんのわずかな俳優としての停滞に
敏感に気がつかれてのことではないでしょうか。
健さんは東日本大震災の被災地にも
思いを寄せておられましたね。
がれきの中、唇をかみしめて水を運ぶ少年
その1枚の写真が新聞に掲載されていたのです。
健さんは、最後の主演映画「あなたへ」(2012年公開)
の台本にこの写真を貼り、持ち歩いておられました。
新聞から切り抜いたこの写真を「宝物」と言われ
「毎朝、写真を見ると、ぎゅっと気合が入る!」
常にこの少年に心をかけておられた。
そして健さんは少年へも手紙を書かれて
「遠くからですが、
貴方(あなた)の成長を見守っています。
負けないで!」
「負けないで!」
本当に短い言葉ですが、
少年はどれだけ励まされ、慰められたことでしょうか。
やはり、この言葉も
健さんが、毎朝少年の写真を見ては
心をかけておられた。
その思いやり、優しさが
たとえ短い言葉でも、相手の心に強烈に響く。
健さんのような思いやり、優しさのある人間になるのは
なかなか難しいことですが、心がけて毎日を生活するのと
何も意識せずに生きているのとでは大きな差が出るように思います。
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思いやりのある人になりたい!
相手の立場に立つには?
相手の心に響く励まし慰めの言葉とは?
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そんなあなたへ今日の内容が
ご参考になれば幸いです。