足が臭いと、常にそのことが気になってしまいますよね。
そのストレスで疲れ切ってしまう前に、足の臭さを解消したいものです。
そこで今回は、手軽に試せる、ミョウバンを使った解消法を紹介していきます。
足が臭いときの解消にミョウバンがいいのはなぜ?
ミョウバンは、漬物の発色を良くすることなどに使われている、食品添加物です。
スーパーなどで、安価で販売されていますね。
実はこのミョウバン、古代ローマ時代から、制汗剤として使われていたそうです。
そして現在、制汗剤として利用されている「アルム石」というのも、ミョウバンのことなのです。
ミョウバンには、制汗作用、収れん作用(肌を引き締める作用)、殺菌作用があるとされています。
足が臭くなるのは、汗をかいて蒸れることで、細菌が繁殖するのが原因ですから、
肌を引き締めて汗を押さえる作用や、殺菌作用があるミョウバンが、足の臭さの解消におすすめされるのは納得ですね。
では、ミョウバンの具体的な使い方を紹介していきます。
足が臭いときはミョウバンを使ってみよう
ミョウバンは粉末ですが、そのままではなく、ミョウバン水を作って使います。
ミョウバン水原液の作り方
【用意するもの】
水道水1.5ml(ペットボトル入り)、焼きミョウバン50g
【作り方】
1.水道水の入ったペットボトルに、焼きミョウバンを入れて、よく振ります。
2.そのまま2~3日置いておくと、ミョウバンが溶けます。
3.ミョウバンが溶けて透明な水の状態になったら、冷蔵庫に入れて保存します。
このミョウバン水が原液となります。
ミョウバン水原液の使い方
作ったミョウバン水原液を使った、足が臭いときの解消法は、次のようになります。
・靴にスプレーする
ミョウバン水原液を、靴の中に、シュッシュッと吹きかけ、そのまま日陰干しをします。
1回ではにおいがとれないときは、何度か繰り返してみましょう。
・足にスプレーする
ミョウバン水原液を20倍ほどに薄めたものを使います。
足に直接スプレーするか、コットン等に含ませて足を拭きます。
特に、細菌が溜まりやすい指の間に、薄めたミョウバン水をつけるようにしましょう。
小さなスプレー式ボトルに、薄めたミョウバン水を入れて持ち歩き、足のにおいが気になったときに使うのも良いですね。
・足湯をする
大きめの洗面器などにお湯を入れ、ミョウバン水原液を、ペットボトルのキャップ1~2杯程度入れて、足湯をします。
・靴下をつけおきする
靴下に臭いにおいがついていて、洗濯してもにおいがとれないときは、
ミョウバン水原液を10倍ほどに薄めた中に、数時間つけおきします。
その後、そのまま干して乾かします。
ミョウバン水の足への使い方 その他のポイント
ミョウバン水を使うときの、その他のポイントをまとめておきます。
・ミョウバン水は、水道水を使って作りましょう。
ミネラルウォーターなどを使うと、日持ちしないそうです。
・ミョウバン水原液は、1年以上もつという説もあれば、1ヶ月くらいしかもたないという説もあります。
効果がなくなってきたかな?と感じたら、新しく作るようにしましょう。
少量ずつ作って使うようにするのも、おすすめです。
・まれに肌荒れをおこすこともありますので、肌の様子をみながら使いましょう。
・足にスプレーするのは、ミョウバン水原液を20倍ほどに薄めたものですが、
それよりも濃度を濃くしすぎると、乾いたときに、ミョウバンの結晶のザラッとした感触が肌に残ることがあります。
まとめ
ミョウバンは手軽に手に入れられるし、様々な使い方ができるのが、嬉しいポイントですね。
ただ、「ミョウバン水が、足の臭さに劇的に効果があった」という声が多い一方で、「効果がよく分からなかった」という声もあります。
必ず足の臭さが解消されるとは言い切れませんが、高価なものではありませんので、
一度、ミョウバンの効果を試してみられるのも良いのではないでしょうか。