今日は女性の方がいつまでもキレイで
ありたいという願望がいかに強いものか、
介護職に携わっている知人から最近
聞いた話をお伝えしたいと思っています。
知人(女性)は介護福祉士で
ある施設に勤務しています。
そこには20人弱のおばあさんが
おられるのですが知人はどの
おばあちゃまからも好かれているのです。
知人が近くまでいくと
どのおばあちゃまもニッコリ
微笑んで手を上げて喜ばれるとのこと。
あるおばあちゃまは
認知症も進んでおられて
実の息子さんが会いにこられても
「こんにちは。
どちらさまかは分かりませんが
よくいらっしゃいましたねえ」と
丁寧な言葉遣いをされるそうです。
利用者さんのほとんどが認知症が
進んでおられるようです。
そんなおばあちゃまに対して
知人はブラシを持って優しく髪をといて
あげるのです。
ご年配の方の頭の皮膚ですから
力を入れては痛いと思われるので
とにかくやさしくやさしく
髪をといてあげるそうです。
するとおばあちゃまが
「ありがとう♪ありがとう♪」と
ニコニコしてこぼれんばかりの笑顔になるのです。
それはどのおばあさんにも
共通して言えることなのです。
知人がしみじみ言いました。
「女性はいつまでも女性。
キレイでありたいという気持ちは
いくつになっても変わらないものだわ~」
私は話を聞いていて
「なるほどなあ!
たとえ実の息子さんの顔も
分からなくてなっておられる方でも
やはり女性はいつまでもキレイでありたいと強く思って
おられるものなのだなあ」と感じた1つのお話です。