骨盤は普段の生活習慣によって歪んできます。
子供の頃は、みんな背筋も伸びていますが
大人になるとどうですか?
猫背の人がいたり、腰が少し曲がって下腹が出ている人がいたり
体全体が歪んでいる人も見かけますね。
これは、骨盤の歪みが原因で体全体に影響が出てきているからです。
見た目だけではなく、骨盤の歪みが原因で
便秘・冷え性・生理痛・腰痛・肩こりなどの症状が
出てくる場合もあります。
そこで、これ以上骨盤に歪みがでないように
6つの注意することを紹介します。
骨盤を歪める座り方
生活習慣の中で、とくに骨盤に悪い影響を与えるのは
間違った座り方です。
・足を組む
・横座り
・ぺちゃんこ座り
・ソファーの上であぐらや正座
こういう座り方は、骨盤に負担をかけてしまいます。
私もそうなんですが、何も考えずに椅子に座ると
同じ足を軸にしていつも足を組んでいます。
これを毎日何年も続けていたら・・・。
座り方は自分で簡単に気を付けることができるので
骨盤の歪みを感じていなくても、悪い座り方だけはやめるようにしましょう。
骨盤の歪みは運動不足から
骨格は筋肉によって支えられていますね。
その筋肉は運動不足によって筋力が落ちてきます。
筋力が落ちると骨が歪みやすくなります。
とくに腹筋や背筋など、骨盤を支える筋肉の力が弱くなると
骨盤が開いてしまいます。
骨盤の開きは体の不調の原因になります。
家で簡単にできる腰回しは、お腹まわりの筋肉を鍛え
骨盤の歪みも矯正してくれるのでおすすめです。
⇒骨盤の歪みを自分で治す方法は?運動が苦手でもできるのはこれ!
https://houhunawadai.com/1384.html
出産前後のケアが大切
女性の骨盤が開くのは出産の時です。
開いた骨盤は出産後10日ぐらいで閉じていきます。
10日間が大事な期間で、間違った座り方や眠り方をしていると
骨盤が歪んだ状態で閉じてしまったり、骨盤の締りが悪くなります。
今まで骨盤の歪みがなかった妊婦さんは、産後気を付けてくださいね。
反対に、妊娠前から骨盤が歪んでいた人や
1人目の出産後に骨盤が歪んでしまった経産婦さんは
この時期がチャンスです。
骨盤を締めている靭帯が緩んでいるこの時期に
骨盤をきちんとした位置に戻しましょう。
「妊娠前よりスタイルがよくなった!]
って言葉を聞きませんか?
そういう人は、産前産後の骨盤ケアが上手くいっているからです。
骨盤の歪みが気になっていたら、妊娠中でもできる骨盤体操をして
産後は骨盤矯正をやってくださいね。
妊娠期の骨盤呼吸体操
間違った寝具で寝ていませんか?
身体が沈むようなふかふかの布団やベッドは
腰に負担をかけて骨盤を歪ませてしまいます。
反対に、硬すぎる布団やベッド、高さのある枕も
骨格を歪ませてストレスも与えてます。
ストレスは身体の血流を悪くして
筋肉を緊張させ、骨盤を歪ませる原因です。
そこで、寝具は適度な広さと弾力性のあるものにしましょう。
適度は広さとは、寝返りがしやすい広さです。
寝返りは睡眠中にその日の体の歪みを治そうとする
自己修復機能です。
小さい子どもが頻繁に寝返りするのも
その機能が働いているからです。
間違った靴選びと歩き方
足にあわない靴は絶対にやめましょう。
足首やひざの関節にも悪い影響を与えてしまいます。
そして、骨格に影響がでて骨盤が歪みます。
歩き方にも注意が必要です。
どすどすと音が出るような乱暴な歩き方や
内股、外股の歩き方も骨盤を歪めてしまいます。
正しい歩き方を実践する3つのポイント
骨盤の歪みは老化から
老化による筋肉や骨の力の低下も歪みの原因です。
老化はどうしようもない!
というのは間違いです。
簡単な体操でも毎日習慣にすることや
カルシウムなどの栄養素をバランスよく取ることで
何もしないより、老化による骨盤の歪みを遅らせることができますよ。
まとめ
骨盤の歪みの原因は1つだけではありません。
色んな事が重なって、骨盤の歪みがひどくなる場合があるので
この6つの事に注意してみてください。
早い段階で骨盤をケアしてあげると
歳をとっても元気な体でいられます。
簡単な運動を続けるように心がけて下さいね。